「なんだよ…お前らうるさすぎ!!」
それも今良いところだったのに……。
なんであの時やだって言ったんだよ!?
「わりぃわりぃ!!そういや今日の連時って不幸だよな〜先生に怒られるし〜…足刺すし…」
「先生はお前だろ!!足は自分で刺したけど…。」
そう言いながら抱きしめていた枕を頭の下におく。
すると零に
「なんで枕抱いてんの?」って言われてちょと恥ずかしくなった。
「零ってつっこむとこおかしいよな〜…てか足!!自分で刺したの?なんで?」
陸斗がベットの近くにおいてあった三つ重なっている椅子を二つとり自分が座る分と零の座る分をおいた。
なんでって……
姫が屋上から落ちとされそうになったの見て足が動かなくなったから刺した。
なんてカッコ悪いし
姫が自分のせいみたいなこと思うかも知れないからいえねぇ……。
でも陸斗に嘘つくととんでもないことなるからな…
「足が動かなくなったから……」
「「はぁ?」」
二人が息を合わせて言う。なんだよ……。
わりぃのかよ…。
「俺…足が動かなくなっても刺したりしねぇ……」
「俺も…」
二人は眉間にシワを寄せて俺のことをちょっと引いている。

