おいおい…。
朝っぱらから屋上でケンカかよ…。
屋上の手すりの近くで人がもめているのがわかった。
さすがにちょっと遠いから誰がもめてるかは分からないけど……。
スカート履いてるっぽいからあれは女子だな…。
その女子のケンカを暇だったので見ていると
なんか……
ヤバくない?
普通にケンカしてたところまではいいんだけど……
一人の女子がもう一人の女子のことを屋上から突き落とそうとしている。
ありゃ
ヤバイって!!
俺はその光景を見て
走るしかなかった。
速く!!速く!!
もっと速く走らないと下手したら落ちたヤツ死んじまうぞ!?
俺はいつもより何倍も速く走ってやっと学校についた。
学校についてわかった。
突き落とされそうな女子は……
姫だ……。
それを見て俺はもっと焦ってしまった。
「姫!!!!」
俺は驚きのあまり
大声で叫んでしまった。
だけどその声は近くで車が通ってしまったせいで小さくなってしまった。
なに大声で叫んでんだよ!?それより俺の足!!
なんでだよ!!
なんで動かねぇんだよ!?

