僕の白雪姫



姫……。





姫……。





君は俺が学校休んで嬉しかったのかな?
それとも寂しがってのかな?





どっちなんだろ……。





こんなこと考えるなんて俺らしくない。





俺は頭をブンブン降ってコートのポケットに両手を突っ込んだ。





ん…?
なんかポッケの中に入ってる。





俺はポケットに入っている物を取り出す。





中に入っていたのは
白くてピンク色の花が端にキレイに縫ってある可愛らしい女の子のハンカチだった。





そのハンカチは確か
俺が姫に一目惚れした時に姫が貸してくれたハンカチ……。





そういや…
返すの忘れてたな……。





姫に貸してもらったハンカチはクシャクシャになっていた。
姫が貸してくれた時はあんなにキレイにたたんであったのに……。





ちゃんと洗って返さねぇと……。
クシャクシャになった可愛いハンカチをぐっと掴んでもう一度ポケットの中にしまった。





だけど…
返す時ってどうしたらいいんだろ……?





陸斗たちに返してきてもらうっきゃねぇか……。





俺は歩きながら見えてきた学校の屋上を見た。





「あれ…?」