ただ君の側にいたかった…

俺「前にも言ったろ?俺意外に頼りになるぞ?悩みがあるならいつもみたいに言ってこい。なんかお前に隠し事されると気持ち悪いから」

みぃこは黙ったまま。
俺には話したくないって事か?
いくら話し掛けてもムダだと思い俺も黙ると、車内は沈黙が続いた。


30分程経って車を停めた。

俺「降りて」

そう言って俺が先に降りると、やっとみぃこは顔を上げて車から降りてきた。

み「え?墓地?」

俺「そう」

どんどん歩く俺に、みぃこは必死についてきた。

み「誰のお墓に行くの?」

みぃこの質問には答えないまましばらく歩き、俺は1つの墓の前で止まった。

俺「俺の母さんの墓だ」

み「え?だって陸くんのお母さんは…」

俺「今の母さんは再婚。この人は俺を産んでくれた人だよ」

みぃこには母さんを亡くしている事を話した事はなかった。
急に墓なんて連れて来ても困るだけだろうけど、なんとなく母さんにみぃこを会わせたくなったんだ。
押し付けがましいだけかもしれないけど。