ただ君の側にいたかった…

ちょっと相太に用事があったから、みぃこを乗せたまま大学に向かった。

大学に着くまでの間、みぃこは一人でずっとしゃべり続けていた。
たぶんこの前の事を気にして、必死に俺に気を遣っているんだろう。


大学の駐車場に車を停めると、相太が既に待っていた。

相「その子お前の妹?って苗字違うか」

みぃこの着ていたジャージには、名前が入っていたんだ。

俺「まあ、そんなもんだよ。てかノートは?」

相「ん?ああ、はいよ」

俺が大学に来た理由は相太のノートを借りる為。

俺「さんきゅ。来週には返すから」

相「どうも〜。中学生?みぃこちゃんっていうんだ?」

相太は俺を無視してみぃこに話し掛け始めた。

俺の大学はほとんど男しかいないから、女と接する機会が全くない奴も多く、相太もその一人。
性別が女なら歳とか関係なんだろうな。

み「どうも」

明らかにみぃこはビビってる。
まあ、相太の軽すぎるノリと、きもすぎる全力の笑顔を見れば誰でも怯えるだろうな。