ただ君の側にいたかった…

俺「急になんだよ?意味わかんねえんだけど」

浩「さっき言った通りだけど?」

俺「あんな事急に言われたって、わけわかんねえだろ!」

浩「何にも知らないくせに勝手にキレてるお前の方がわけわかんねえよ」

俺「あ?だったら教えろよ」

浩「俺から言えるわけねえだろ」

兄貴はそう言うと家を出て行ってしまった。

なんで兄貴は勝手にキレてるんだよ。
余計にイラついてきた俺に、奈々が話しかけてきた。

奈「ねえ陸、みぃこは親が好きなんだよ。ただ、うまくいってないのよ。それであの子はずっと苦労してきてるみたい」


俺「実の親子だろ?みぃこが普通にしてればうまくいくもんだろ」

親とうまくいってない奴=人としてダメな奴。
そんな考えが俺にはあった。
だって親はいつだって子供の事を考えてるもんだろ?
それがうざい時もあるけど、親は大切にしなきゃいけないもんだと思ってる。

奈「あんたさ、自分の考えが全て通ると思ってるなら間違ってるよ?」

俺「は?」

なんで奈々までキレてるんだよ?