ただ君の側にいたかった…

俺は親が嫌いとか言う奴が許せないんだ。

だから何だかイラついてきた。

これ以上みぃこの話を聞くとキレてしまいそうになった俺は、話の途中だったが黙って車に戻った。

みぃこもすぐに着いて来たが、空気を読んだらしくただ黙っていた。


そのままみぃこを送り、家に帰ると奈々が来ていた。

奈「陸おかえり。って、なんかいつも以上に怖い顔してるけど、どうしたの?」

俺「別に」

浩「何かあったのか?」

何も話す気になれなかった俺は、兄貴の言葉に反応する事なく自分の部屋に入った。

でもこの2人はかなりのお節介だから、そっとしといてくれなかった。

俺の後に2人揃って部屋に入って来て、ドアの前に座り込んだ。

奈「何があったのか言ってみなさい?」

浩「お前が機嫌悪いなんて滅多にないだろう?」

俺「なんでもねえから」

奈「そんな眉間にシワ寄せて言っても説得力ないけど?」

浩「バイトでなんかあったか?」

この2人がこうやって聞いてくる時は、絶対に逃げられない。