俺「え?みぃこ泣くな。な?俺が悪かった。もうしないから。な?頼むよ」

焦った俺は、みぃこを抱きしめて、頭を撫でた。

み「陸くんのバカ…」

浮かれていて考えていなかったけど、いきなりファーストキス奪われたらショックだよな…
なんだか申し訳ない気持ちになった。

俺「反省してます」

み「本当に?」

俺「本当に」

み「じゃあ許す…」

俺「みぃこは優しいな♪」

み「褒めても何も出ないよ?」

俺「何もいらねえよ」

私「陸くんが何考えてるのか全くわかんないんだけど」

笑顔に戻ってそう言うみぃこを見て、安心したと同時に調子に乗った俺。

俺「俺が考えてること?みぃことまたキスしてえなって」

み「反省してないじゃん!」

俺「あんまり怒ると胸揉むぞ?」

み「え!?怒ってません」

みぃこの機嫌が直り、俺達はまた普通に話し始めた。