ただ君の側にいたかった…

腕の中で泣いているみぃこを見て、俺は必死に怒りを隠した。

本当は今すぐにでもいじめている奴らに怒鳴り込みに行きたいくらいだった。
でも今まで誰にも言わなかった事を俺に話したのは、きっと限界だったからだろう。

とにかくみぃこを元気付けようと思った。


みぃこが落ち着いて来たのを確認して、俺は疑問をぶつけてみた。

俺「なあ、みぃこ」

み「ん?」

俺「お前は涼のこと好きなのか?」

み「好きだよ。大事な友達だもん」

俺「友達だから?」

み「当たり前でしょ?涼に恋愛感情持ってるなら、彼氏とさっさと別れてるもん」

俺「お前の彼氏って浮気者だろ?」

み「泣いてる人にそういうこと言うなよ〜」

俺「そんな男やめとけよ」

み「やめたいかも。笑」

俺「かもって…みぃこ、気分転換にまたドライブ行こうぜ!」

み「行く!じゃあ浩さんの車借りて来なきゃ」

俺「その前に顔洗え。そんなブサイクな顔皆に見せられないだろ?笑」

み「ひど〜い!でも、たしかに泣き顔なんて見られたくないや」

みぃこは顔を洗いに走って行った。

無理をしているのかもしれないが、みぃこが笑ってくれて一安心した。