ただ君の側にいたかった…

兄貴の家に行く途中、みぃこにボタンを渡した。

みぃこの奴、自分で頼んだくせに忘れてやがったんだよ。
それじゃあ自分の意志でやったみたいで、俺ただの痛い人じゃねえかよ!

すぐに思い出したらしく、喜んで受け取ってくれたけどな。


兄貴の家に戻ると、涼に遅いと文句を言われたけどスルーしといた。

奈々が料理を作って持って来てくれて、それを食べながら皆で騒いでた。

でもなぜか涼の彼女も来ていて、そいつはみぃこに対する態度だけが悪かった。
涼の横をしっかりとキープし、涼に話しかけるなと言わんばかりにみぃこを睨んでいた。

みぃこはそれを避ける様に涼から離れて座り、彼女の視線が視界に入らない様に俺の方を向いていた。

涼の彼女に文句を言おうかと思ったが、せっかく俺の為に開いてくれたパーティーをぶち壊す事は出来ず、言えなかった。


料理を食べ終わった頃、俺はみぃこを散歩に誘った。