ただ君の側にいたかった…

休みの日、俺はみぃこを乗せて車を走らせていた。

みぃこが好きな冬の海を見に行く為に。

関東近郊に有名な海は山ほどあるが、俺が行きたいのはそこではない。

昔みぃことよく行った、想い出の海へ行きたかった。

かなり距離はあるが、告白するならそこしかないと思ったから。

行くまでの間、楽しそうなみぃこの話をずっと聞いていた。

この何気ない時間が大切で、幸せな一時なんだと実感していた。

近付くにつれてその幸せは俺を包み込んできて、みぃこ好きだという思いは強くなっていった。