ただ君の側にいたかった…

俺「今更どうにかするつもりねぇよ」

奈「意地張るのもいい加減にしなさい!周りのみんながわかってる事よ。みぃこを一番想っているのは陸だって。もしかしたら、涼よりも陸の方がみぃこを見ていたのかもしれないわね。みぃこは本当に鈍感でバカな子だから。涼の気持ちに気付くのすら何年かかったと思ってるの?本気であの子の事が好きなら、私の自慢の弟を見習ってがんばりなさい♪」

俺「結局涼の自慢かよ笑」

奈「当たり前でしょ?私の中では、みぃこの彼氏は一生涼だもの」

俺「矛盾してねえ?」

奈「そんな細かい事気にしないの!だから陸はダメなのよ」

俺「いや、細かくないだろ」

奈「うっさい!」

奈々は俺の足を蹴り上げ、痛がる俺を置き去りにして先に行ってしまった。



奈々はいつからこんなに強い女になったのだろう?
初めて会った頃は、言いたい事すら言えない気の弱い奴だったのに。

俺に対する態度はひどいものだが、今の奈々の方が俺は好きだ。
もちろん恋愛感情はないが。