ただ君の側にいたかった…

み「陸くん!」

みぃこが後ろから抱き着いてきた。

俺「あのな、びっくりするだろ?」

み「だって陸くんがそこにいたから」

俺「意味のわからない理屈を展開するな」

み「意味わかる!」

そう言うみぃこの方を見ると、いつもと違っていた。

俺「あれ?お前髪巻いたのか?」

み「うん。奈々さんが巻いてくれたの。メイクまでしてくれたんだよ!」


普段のみぃこのメイクとは異なり、別人のようだった。

俺はそんなみぃこに見とれていた。

み「それよりもこんな寒いのにごめんね?一緒に帰ろう?」

みぃこは片手を差し出して言った。

俺は黙ってみぃこの手を取り、手を繋いで家の方へ歩き出した。