ただ君の側にいたかった…

女「セフレだったんです…涼にもあの子の事は言いませんでした。幸い旦那も涼も血液型は一緒だから気付かれてないんですけど、成長につれて涼に似ていく気がして…」

俺「自業自得だ。今更言う事もできないだろうし、一生背負ってけ。でも、なんでそんな事俺に話したんだ?」

女「私の近くの人にこんな話して、万が一にも旦那にバレたら大変な事になるんで。でも、こんな形であれ涼はあの子に引き継がれてるって事を、陸さんに伝えたかったんです」

俺「涼の軽さを再確認しただけの気もするけどな」

女「涼はいい男でしたよ。ただ、あいつの頭の中はみぃこでいっぱいでしたけどね。私と寝てる時だって、私の事なんて全く見てなかった。本来ならあの子は、涼とみぃこの間に生まれるべきだったのかもしれません」

俺「何言ってんだよ。お前が腹痛めて産んだ子供だろ?あの子がお前を選んだんだよ。だからそんな事言うな」

女「そうですね…」

女はうずくまり、そのまま泣いていた。

俺「じゃあな。がんばれよ」

俺はそう言ってその場を離れ、車へと向かった。