ただ君の側にいたかった…

俺「もしもし?奈々?みぃこに言った事本当なのか?」

奈「…うん。今日の夕方車にひかれて、頭強く打ち付けたらしくて…即死だったみたい…最後にみぃこには会わせてあげたいの。涼にとってみぃこは全てだから」

俺「そうか。わかった。今すぐみぃこ連れてくわ」

電話を切ると、急いでみぃこの腕を掴んだ。

俺「行くぞ」

み「どこに?ご飯は?」

俺「それ所じゃねえだろ。お前の地元帰るんだよ」

み「そんな急いで帰る事ないでしょ?来週には帰るもん」

俺「いいか、みぃこよく聞け。奈々は嘘なんてついてないんだよ。涼は死んだんだ。今行かないと、お前一生後悔すんぞ?」

み「陸くんまでそんな事言うの?涼が死ぬわけないって言ってるでしょ!」

俺「ちゃんと現実見ろよ!とにかく行くぞ」

頑なに信じようとしないみぃこに痺れを切らした俺は、嫌がるみぃこを抱え上げて車に押し込んだ。

車に乗り込むと、急いで涼のいる病院へ向かった。

地元へ向かう車内、みぃこは一言も言葉を交わす事はなかった。