俺「みぃこどうした?」

話し掛けても返答がない。

俺はみぃこの元に駆け寄り、肩を掴んで揺らしながら
俺「おい!みぃこ!」
と呼び掛けた。

すると、やっと目を合わせたみぃこは
み「あ、陸くんおかえり。今ご飯温めるね」
と言って立ち上がった。

俺は、立ち上がったみぃこの腕を掴んだ。

俺「みぃこどうした?変だぞ?」

み「え?なんでもないよ。さっき奈々さんから電話来たんだけど、笑えない冗談だったからムカついただけ」

俺「奈々?何言ったんだ?」

み「涼が死んだとか言い出したんだよ?意味わかんないし」

奈々がそんな嘘をつくわけがない。

俺「…それ本当に冗談か?」

み「冗談に決まってるでしょ?あのバカが簡単に死ぬわけないっての」

みぃこと話しても事実なんてわからない。
俺は奈々に電話をかけた。