み「涼だよ!」

俺「…は?涼?だってあいつは…」

み「子供の事は話がついたって」

俺「それでいいのか?」

み「それはもう1ヶ月前に決まった事みたいだから。私は涼を見守って行きたいって思ってる」

俺「つらくないか?」

み「大丈夫!今回地元に戻って、何年か振りに祐司と麗子の4人で笑って話せたんだ。私の居場所はあそこなんだって思えた」

俺「そっか。よかったな」

み「うん!」

みぃこのこんな幸せそうな笑顔を見るのは久しぶりだった。

やっぱり涼とみぃこは一緒にいるべきだったんだと思った。

それと同時に、俺の恋は余計に叶わないものになった。
最初から報われない恋だって事はわかってはいたんだけど。