ただ君の側にいたかった…

祐司に言った通り、俺は週末急いで涼に会いに行った。

でも案の定会おうとしない。

だから涼と約束していた祐司にくっついて、涼に会った。


待ち合わせ場所はファミレス。
早めに着いた俺と祐司は並んで座り、涼を待った。

そして10分程経った頃、涼が店に入って来た。


涼「あ゛?なんで陸がいるんだよ?」

祐「いいから座れ」

涼はため息をつくと、俺達の前の席に座った。

涼「2人とも目が怖いんだけど。言いたい事があるなら言えばいいだろ?」

祐「俺達が言いたい事わかってるんだろ?」

涼「…祐司はしつこいんだよ」

陸「じゃあ俺が言おうか?」

涼「陸はみぃこの話しかしねえじゃねえか」

陸「今日は違う。お前の話」

涼「陸もかよ…」

陸「わかってるんだったらどうするつもりだよ」