ただ君の側にいたかった…

久しぶりに会った涼は、顔も雰囲気も変わっていた。
会った瞬間、違う奴かと思う程だった。

よく言えば大人びた感じだが、ただのチャラ男と言えばその通りだと思う。

俺「よお」

涼「ああ」

俺「……」

涼「……」

涼の変わり様が予想外で何を話せばいいのかわからなくなった俺は、次の言葉が見つからずにしばらくの間沈黙が続いた。