ただ君の側にいたかった…

そして、俺は涼にも連絡を取ってみる事にした。
祐司が嘘をつくはずはないが、俺自身涼が変わってしまった事が信じられなかったから。

だから涼に電話をかけてみた。

涼「もしもし?」

俺「久しぶりだな。元気か?」

涼「ん?ぼちぼちかな。何か用?」

俺「別に用はないけど、元気かと思ってな」

涼「そっか。今陸って東京にいるんだろ?」

俺「ああ。もうこっち来て1年になるな」

涼「みぃこに会ったか?」

いつみぃこの話題を出そうか様子を見ていた俺は、涼からその名前を聞いて少し驚いた。

俺「あ、ああ。会ったよ」

涼「あいつ元気か?」

俺「あいつは相変わらず元気だったよ」

涼「そうか。それなら良いんだ…」

涼はそう言うと、何かを考え込むかの様に黙り込んでしまった。

俺「あのさ、俺が口出す事じゃねえんだけど…お前何があった?」

涼「ん?別に何にもねえよ」

俺「何もねえのに、お前はみぃこを殴ったのか?だったら俺はお前を一生許さねえぞ」

涼「…陸ってやっぱまだみぃこの事好きなんだろ?俺達マジで未練がましいよな」

俺「俺達って…お前やっぱり今でもみぃこの事…」