ただ君の側にいたかった…

すぐに料理がテーブルに並び始めた。
俺が好きなものばかりが並んでいた。

こいつ俺が好きな物を今でも覚えていたんだな…
そんな些細な事すらうれしかった。

み「お待たせしました!味の保証はないけど、大量に作ったから残しちゃダメだよ?」

俺「お前むちゃくちゃ言ってね?」

み「だって陸くんバカみたいに食べるんだもん。いいから食べなさい!笑」

みぃこに急かされて料理を口に運んだ。

俺「うまいじゃん!」

み「本当?よかった」

前にもみぃこの手料理を食べた事があったな。
奈々の卒業パーティーの時だっけ?
あの頃と変わらない味とみぃこの笑顔に、俺の心は満たされていった。


俺「なぁみぃこ、皆元気か?」

み「ん?皆?あ、うん。麗子も祐司も相変わらずだよ。今度会いに行ってあげれば喜ぶと思うよ」

俺「涼は?」

み「…涼も元気だよ」

こいつ完全に無理してる。

この後初めて、俺は涼とみぃこの間に出来た溝について知る事になった。