ただ君の側にいたかった…

一人で騒ぐ奈々をなんとか押さえ付けながら、奈々を宥めた。

俺「本人達の問題だろ?外野が勝手に騒いでも仕方ねえって」

すると奈々は何かを思い付いたらしく、いきなり大人しくなった。

奈「よく考えたら陸でもいいじゃん。私は浩と結婚するから、陸のお嫁さんは私の妹になるんだし。とにかく、みぃこを知らない男にやるわけにはいかないもの!」

兄貴と結婚か…
あの事故さえなければ、奈々のアイディアに協力できるんだけどな…兄貴がいない今となっては、根本的に不可能だっての…

久しぶりに奈々と普通に話せていたから、今日は兄貴の事には触れない様にした。

俺「みぃこがかわいそうだろ?相手はあいつが自由に選ぶもんだし」

奈「正論言う陸なんて嫌い。どっか行け」

そう言うと、奈々は拗ねて布団に潜ってしまった。
ただ機嫌が悪くなっただけだが、奈々は強情だからその日は話す事を諦め、帰る事にした。