ただ君の側にいたかった…

奈「亜希ちゃんだっけ?あんたね、本気じゃないなら別れた方がいいわよ」

俺「大きなお世話だババア」

奈「そういう口のききかたするわけ?みぃこにバラしちゃおうかな。陸がまだ好きだって事。あの子なら、気にして陸には近づかなくなるだろうね♪」

2年前に振られてるくせに、まだ諦められてないなんてみぃこが知ったら、確かに責任感じて会ってくれなくなるだろう。
さすがにそれは堪えられない。

俺「俺を脅して楽しいか?」

奈「うん!すごく楽しい♪」

眩しいくらいの笑顔で、わざとらしく奈々は言った。
笑顔の裏に多少腹黒い物が見え隠れしていたが、この綺麗な笑顔を向けられて平然としていられる男はなかなかいないだろう。
俺には腹黒い顔にしか見えないけど。

俺「でも涼振られたんだぞ?」

奈「え?涼告白したわけ?私知らないんだけど!あ、だから突然みぃこが家に来てくれなくなったんだ!皆で私をのけ者にするなんてひどいじゃない!」

奈々は涼が振られた事知らなかったのか。
余計な事言っちまったな…

俺「落ち着けって。皆悪気はねえって」

奈「それフォローになってない!」