ただ君の側にいたかった…

俺は奈々の側にいる為に、実家に戻る事にした。
兄貴と一緒に住んでいたアパートは、一人で住むには広かったし。


俺と兄貴の荷物を1週間程かけてまとめ、実家へと運んだ。

そして部屋の荷物を全て運び終わってから、再び戻ってきた。

みぃこ、祐司、麗子と話したかったから。

こいつらには見舞いには来ないでくれって頼んでいたんだ。
一応俺年上だし、凹んでいる姿を見られたくなかったから。
遠いから来るだけでも大変だし。

その代わり、退院したら元気な姿を見せるって約束をしたんだ。

俺が引っ越してから楽しめたのは、こいつらのおかげだし。
これからはあまり相手してやれなくなるし、きちんとお礼を言いたかった。