ただ君の側にいたかった…

この時の俺には亜希が面倒に感じ、みぃこを脚の上に乗せて頭を捏ねくり回す様に撫でて癒されていた。

なぜか敵意剥き出しの奈々の視線をスルーし、無意味にプロレス技をかけようと飛び掛かって来る涼をかわしながら。

すると、再び亜希からメールが来た。
『私って何?』
…は?どういう意味?一体何が言いたいんだ?
わけわかんねえ…

俺は返事を考える気になれず、そのまま携帯を閉じた。

み「あれ?メール返さないの?」

俺「ああ。いいんだよ」

み「彼女でしょ?ケンカでもした?」

涼「何?陸彼女とケンカしたのか?笑」

涼は笑いながら俺に近づき、またしても携帯を奪われてしまった。

涼「…なんじゃこれ?」

奈「どうしたの?涼読んで」

俺「お前らふざけんな」

涼「私って何?ってどういう意味?」

俺「知らねえよ。とにかく携帯返せ」

奈「陸、彼女の事もっと大切にしてあげなさい」

んな事わかってるっての。全部俺が悪いんだし。

居心地の悪くなった俺は、みぃこを脚の上から下ろし、立ち上がった。

俺「帰るわ」

それだけ言って部屋を出た。