ただ君の側にいたかった…

みぃこを元気付けながら帰り、真っ直ぐ涼の家へ向かった。
涼と奈々は尋常じゃない程に心配していたから、みぃこの顔を見せてやらねえと。


涼「バカ!勝手にいなくなるなっていつも言ってんだろ!」

み「ごめん…」

奈「もうどっか行っちゃダメよ…」

み「奈々さんごめんなさい…」

奈々は泣きながらみぃこを抱き締め、みぃこもつられて泣いていた。

涼「何があった?」

みぃこは奈々と抱き合っているから口が塞がって話せないらしく、俺の方を見た。
俺が話せって事か?

俺「また親の事だ。家に帰りたくないらしいから、今日俺の家に泊める」

俺がそう言うと、泣いていたはずの奈々が、みぃこから離れて叫んだ。

奈「ダメ!みぃこが陸に襲われちゃう!うち泊まりなさい」

なんで俺こんな扱いなわけ?
まあ、奈々といた方がみぃこも安心だろう。

俺「じゃあ頼むわ。俺帰るから」

み「帰っちゃうの?」

頼むから涙目のまま上目遣いで見ないでくれ…可愛すぎて理性がぶっとぶ…

俺「じゃあもうちょっといるよ」

みぃこは笑ってくれたけど、その横にいる奈々はあからさまに嫌そうな顔してやがる。
さすがにひどくね?