ただ君の側にいたかった…

俺「だから落ち込んでるのか」

み「ううん」

俺「違うのかよ!」

み「私ね、家追い出されちゃった」

俺「は?」

み「担任が親に彼氏がいるって話しちゃったんだ。そしたら、そんな事の為に高校行かせたわけじゃないって怒られて、別れさせられちゃったの。その上、帰ってくるなってお金投げ付けられた…」

俺「なんじゃそりゃ…」

み「バカみたいでしょ?だから思い切ってこんな遠くまで来ちゃった」

笑いながら言っていたが、みぃこの瞳からは涙が溢れていた。

俺はみぃこを抱きしめている腕に力を入れ、強く抱きしめた。

俺「家に帰りたくないなら俺の家に来い。とにかく帰るぞ?皆心配してるから。な?」

み「…うん」

俯いているみぃこの頭を撫で、手を引いて立たせると、俺達はゆっくり車へ向かって歩いて行った。


車に乗り込むと、涼に電話を掛けてみぃこが見つかった事を伝えた。
涼は安心したからか、泣いている様子だった。