ただ君の側にいたかった…

車に飛び乗り、すぐに涼に電話をした。
まだみぃこは見つかっていないらしい。

俺はみぃこに何度も電話を掛けながら、必死に思い付いた場所を片っ端から探した。

でも簡単には見つからなくて…

途方に暮れていると、携帯が鳴った。
急いで携帯を開くと、亜希からだった。
今話してる余裕なんてねえな…
気の利いた言葉をかける事ができるとも思えないし…

悪いと思いながらも、俺は亜希からの電話には出ないまま携帯を閉じた。


すぐに電話は切れたが、また鳴りだした。

また亜希かと思い戸惑い、悩みながら携帯を開いてみると、涼からだった。

涼「すぐ出ろよバカ!」

俺「見つかったか?」

涼「あ?…ああ。連絡取れたんだけど、、みぃこの奴海にいるって」

俺「は?海!?」

涼「どこの海かわかんねぇけど…」

もしかしたら前連れて行った海かもしれない…

俺「…俺心当たりがある」

涼「マジかよ?!どこだ?」

俺「今から行って来るわ」

涼「だって海なんてかなり遠いぞ?」

俺「遠い所に一人で行ったみぃこをほっとけねえだろ」

俺はそう言って電話を切り、海へ向かった。