ただ君の側にいたかった…

蓮を抱くみぃこを見ていると、みぃこが母親になって子供を抱く姿を想像してしまった。

想像したみぃこの横には俺がいて…
まだ好きなんだな俺…諦めの悪い奴だよな。この気持ちは絶対誰にも知られちゃいけない。でも誰にも気付かれずに、ひそかに好きでいるくらいならいいよな…?


俺がそんな事を考えていると、みぃこが俺の顔を覗き込んで来た。

み「陸くん?泣かれたのがそんなにショックだった?」

上目遣いで心配してくれるから、可愛さの余り胸がときめいてしまった。

俺「みぃこ抱いていい?」

み「はい?」

浩「陸〜!怒」

俺の後頭部にキレた兄貴の回し蹴りがクリーンヒットした。

声も出ない程の痛みに悶えていると、みぃこと蓮だけが心配してくれた。
後の奴らは心配どころか、腹抱えて笑ってるし…

俺が大切に思うのは、みぃこと蓮だけにしようと心に決めた。
後の奴らなんてもう知らない。