み「おはよ!」

俺「…」

み「陸くん起きてよ〜!」

俺「ああ…」

み「浩さん、陸くんが起きてくれない…」

浩「陸起きろ」

そう言うと、兄貴は俺の腹に踵を落とした。

俺「うぎゃ!殺す気か!」

浩「起きないお前が悪い」

み「陸くん大丈夫?」

俺「なんでみぃこがいるんだ?」

浩「俺が連れて来た」

み「歩さんに会いに行くんだよ♪」

俺「は?」

浩「みぃこが歩に会いたいって言ってるから今日行くぞ」

俺「俺も行くのか?」

み「もちろん♪だから早く着替えて」

俺「じゃあみぃこ脱がして…」

俺が言い終わる前に、兄貴に殴られた。

浩「みぃこの瞳が腐る」

俺「兄貴朝からひどくね?」

浩「お前が全て悪い」

俺「いや、意味がわからないけど?てか、みぃこはなんで抱き着いてるんだ?ヤりたいのか?」

み「え?だって脱がしてって言うから」

俺「真に受けたのか。笑」

浩「みぃこ離れろ!陸に近づくと孕まされるから」

俺「俺はそんな変態じゃねえ!」

み「孕まされるって何?」

浩「いや、なんでもない。みぃこはあっちで待ってような」

兄貴はみぃこの手を引いて部屋から出て行った。
あれじゃあただの子煩悩な親父だよ。