ただ君の側にいたかった…

み「陸くんあのね…」

みぃこがいきなり真剣な顔で話し出すから、わかってしまった。
さっきのキスは最後だったんだって。
最初で最後のみぃこからのキスだったんだと。
俺の考えが間違っていないならば、はっきりとみぃこの口から最後という言葉を聞きたくなかった。

俺「言わなくていい。わかってるから」

み「ごめんね…」

俺「なんで謝るんだよ?最後にじっくり味わえたし満足♪」

み「変態オヤジ…笑」

俺「もうなんとでも言え。涼に飽きたら戻って来いよ」

み「飽きたら?笑」

俺「おう。まあ、涼に彼女がいる間は安心だな」

み「なんで?」

俺「お前とこうしていられるからな」

み「キスはないけどね。笑」

やっぱり間違っていなかった。

俺「なんか惜しくなってきた。もう1回しねえ?」

み「陸くんかっこ悪いよ?笑」

俺「マジ?俺のかっこいいイメージが…」

み「ないない。笑」

やっぱり俺は笑ってるみぃこが好きだ。
こうやってふざけあっている時間が俺にとっては大切なんだ。
最後にそれを再確認できてよかった。
俺がみぃこに求めているのは、友達でいても出来る事だから。


この日を境に、俺はみぃこへの気持ちを完全に封印した。
一歩引いた所でみぃこを見守った。