ただ君の側にいたかった…

み「陸くんこのコート着て?」

みぃこはそう言ってブカブカのコートを脱ごうとしていた。

俺「俺は大丈夫だからお前が着とけ」

み「風邪引いちゃうよ?涼の家戻ろう?」

俺「やだ」

み「駄々っ子みたいなこと言わないの!」

俺「なんかお前母親みたいだな。笑」

み「人をおばさん扱いしないでください!」

俺「怒るなよ〜。短気は損気って言うだろ?」

み「だっておじいちゃんの陸くんに言われるなんて…ショックで立ち直れないよ」

俺「じじい扱いはひどいだろ。俺まだ18だっての!」

み「今日で19でしょ!陸くんサバ読んでる。笑」

俺「お前はそうやって人のあげ足をとるな」

これもみぃこの癖。
自分はボケた事ばっかり言うくせに、人が普通に間違えた事は絶対見逃さない。
あげ足を取るのがうまいのは悪い所だな。

俺はみぃこのおでこを軽く小突いた。