ただ君の側にいたかった…

奈々にみぃこを着替えさせてもらい、帰って行った後、俺は心配でずっとみぃこの隣にいた。

冷えピタがなかったから、タオルを頭に載せていて、温かくなる度に水に濡らして再び頭に載せてやった。

それを繰り返している間、みぃこが何度も寝言を言った。
こいつの寝言は、起きたのかと思うほどはっきり言う。
その中で何度も涼の名前を呼ぶのを聞いた。
俺の名前なんか1回も言わなかったくせに…
みぃこの中で、それだけ涼の存在が大きいんだろう。


真夜中に、1度だけみぃこが目を覚ました。

寝ぼけているらしく、まともに目も開いていないみぃこに聞いてみた。

俺「…涼が好きか?」

み「…好き」

みぃこは笑顔でそう言うと、再び眠りについた。


寝言だって言えばそれまでだけど、俺にはそれがみぃこの本心の様な気がしたんだ。