ただ君の側にいたかった…

次の日昼過ぎまで寝ていた俺は、いきなり叩き起こされた。

歩「あんたいつまで寝てんのよ!」

俺「うるせえな…って、姉貴!?なんでいるんだよ!」

歩「もうすぐこの子産まれるから帰って来たのよ」

俺「ん?ああ、予定日来月だっけ?」

歩「まあね」

俺「んで、なんで俺起こされたわけ?」

歩「恵介くん来てるわよ」

俺「は?」

寝ぼけたままリビングへ行くと、恵介がくつろいでいた。

恵「おはよう」

俺「なんでお前がいるんだよ?」

恵「今日兄貴の家戻るんだろ?俺も一緒に行こうかと」

俺「はい?」

恵「って事で泊めろ」

俺「帰れ」

恵「お前早く着替えて行くぞ」

俺「いや、今日の夜俺予定あるから」

夜にはみぃこ達と花火する約束があった。

恵「大丈夫だって♪俺もついていくから」

俺「はあ、しかたねえな…」

もう諦めた。

そんなこんなで、恵介に急かされ、ゆっくりする暇もないまま実家をあとにした。