ただ君の側にいたかった…

俺「オチとかいらないからちゃんと説明してくんね?」

み「説明もなにもないよ?うちには私の誕生日なんて存在しないだけ」

涼「全く話が見えねえ…」

み「…なんで私この話してんだろ。やっぱりこれなしに…」

涼「もうなしにはならねえな」

み「うわ!ミスった…」

こりゃ多分親が絡んでるんだろう。さっきまで高かったみぃこのテンションが、明らかに下がっている。

俺「吐き出して楽になっちまえ。な?」

やっと観念したらしい。

み「誕生日はね、親に謝る日なの。生まれて来てごめんなさいって…親にとって悪夢が始まった日だから。だから毎年家中大掃除して、家族が好きな物作って、少しでも親に楽してもらう日なの」

涼「え?じゃあ祝ってもらわないのか?」

み「うん。祝う事じゃないもん。だからパーティーなんて初めて開いてもらって、本当にうれしかった!ありがとね♪」

涼「お前の家は誕生日とか関係ないのか?」

み「お兄ちゃんと親の誕生日はお祝いするよ」

俺はなんて言ってやればいいのかわからなかった。