ただ君の側にいたかった…

そんなこんなで麗子の家に戻ると、ちょうど祐司も着いた所だった。


祐「陸さん置いてくとかひどいですよ!」

涼「自業自得だろ」

祐「いや、あれは笑うなって方が無理あるから」

俺「もうその話題には触れないでくれ…」

み「陸くん首大丈夫?」

俺は天井に頭が当たり、ずっと首を横に傾げた状態で運転してたから、首が傾げたまま固まっていた。

俺「無理。死ぬかと思った…」

麗「陸くん。涼。無駄話してないでさっさと来なさいよ」

いつの間にか玄関の前で仁王立ちしていた麗子が低い声で言った。

み「麗子怖いよ?てか、この2人が軽ってどういう事?」

麗「面白かったでしょ♪」

やっぱりわざと乗せやがったのか…
麗子はなぜか、俺と涼に対して特に厳しいんだよ。

み「確かに笑えたけど、陸くん負傷してるから。湿布ある?」

なんかみぃこが天使に見えて来た。

麗「陸くん、みぃこに心配してもらいたいだけでしょ?大した事ないくせに」

…俺こいつ嫌い。こいつ悪魔だ。
黙って笑ってればそれなりに可愛いくせに、麗子の笑顔は常にみぃこにしか向いていない。