ある日、涼と出掛ける為に迎えに行った。
もうすぐみぃこの誕生日だから、プレゼント買いに行きたい涼が騒いだんだ。
俺は涼に言われて、初めてみぃこの誕生日を知った。
考えてみれば、今まで誕生日とか聞いた事なかったな。
とにかく涼が騒ぐから、1時間程離れた場所に行った。
実はここ、前にみぃこの元カレの弘樹に会った場所。
前と同じ様に駅前を歩いていたら思い出した。
だって前と同じ様にあの男が前から歩いて来たから。今回は1人で歩いて来たけど、どんだけ偶然なわけ?
弘樹は俺に気付いたらしく、軽く頭を下げられた。
弘「こんにちは。今日はあいつと一緒じゃないんですね」
俺「ああ。まあな」
弘「知ってますよね?俺が振られた事。あの、あいつ支えてやってください」
深々と頭を下げて言われ、なんだかイラついた。
俺「お前さ、何で別れたかわかってんの?」
弘「全部俺が悪いんですよね」
俺「だったらもう顔見せないでくれるかな?これ以上苦しめんな」
弘「そうですよね…厚かましい事言ってすみませんでした」
キレ口調の俺にビビったらしく、そう言って逃げる様に立ち去って行った。
もうすぐみぃこの誕生日だから、プレゼント買いに行きたい涼が騒いだんだ。
俺は涼に言われて、初めてみぃこの誕生日を知った。
考えてみれば、今まで誕生日とか聞いた事なかったな。
とにかく涼が騒ぐから、1時間程離れた場所に行った。
実はここ、前にみぃこの元カレの弘樹に会った場所。
前と同じ様に駅前を歩いていたら思い出した。
だって前と同じ様にあの男が前から歩いて来たから。今回は1人で歩いて来たけど、どんだけ偶然なわけ?
弘樹は俺に気付いたらしく、軽く頭を下げられた。
弘「こんにちは。今日はあいつと一緒じゃないんですね」
俺「ああ。まあな」
弘「知ってますよね?俺が振られた事。あの、あいつ支えてやってください」
深々と頭を下げて言われ、なんだかイラついた。
俺「お前さ、何で別れたかわかってんの?」
弘「全部俺が悪いんですよね」
俺「だったらもう顔見せないでくれるかな?これ以上苦しめんな」
弘「そうですよね…厚かましい事言ってすみませんでした」
キレ口調の俺にビビったらしく、そう言って逃げる様に立ち去って行った。