ただ君の側にいたかった…

み「陸くん、走って息上がったの?」

俺「は?なんで?」

み「心臓打つのが早いよ」

こいつアホだ。俺は少し走っただけで息は上がらねえよ。
みぃこを抱きしめてるからドキドキしてるのに。
全く気付いてないみたいだ。

俺「なんでもねえよ」

み「そう?てか、人肌っていいね。落ち着く」

俺「いや、お前キモいよ?」

み「キモくていいもん♪私できるだけ人に触らない様にしてたから、人肌が恋しかったのよ♪」

笑いながら言っていたけど、親に少し触っただけで怒られるって前言ってたよな。きっとそれで人に触る事を躊躇してしまうんだろう。
みぃこがつらい時は、今みたいに抱きしめてやろうと思った。


さっきまで俯いていたくせに、いつの間にかみぃこは俺と瞳を合わせて笑っていた。
やっぱりこいつは笑顔が良いって思ったら愛しくなって、無意識のうちにキスしてしまった。

みぃこは前の様に固まっているのかと思ったが、そんな様子もなく、受け入れている感じだった。

なぜかわからないが、この日を境にみぃこは俺のキスを拒まなくなった。
疑問に思ったが、俺にとって損はないし、2人きりになると俺はキスをする様になった。