ただ君の側にいたかった…

週末になり、みぃこを連れて海へ行った。

隣の県まで行かないと海がないから、みぃこは数える程度しか海を見た事がないらしい。
俺も数回しか行った事ないけど。

海が見えてきた瞬間、いつも以上にテンション高く騒いでいるみぃこは、やっぱりまだ子供なんだなって思った。

砂浜を少し歩くと、みぃこは海に突っ込んで行った。

俺は砂浜に座り、波打ち際ではしゃぐみぃこを見ていた。

しばらくして、俺がみぃこから少し目を離すと、波打ち際にいたはずのみぃこが海に向かって歩いていて、腰の辺りまで海の中に入っていた。

水着を着ているわけでもないのに、腰まで海に浸かるのは絶対おかしいだろ。

次の瞬間、俺はみぃこを追って海に飛び込んだ。

なんとかみぃこに追い付き、腕を掴んだ。

俺「おい!みぃこ!何やってんだよ!」

み「陸くん…」

俺「危ないだろ!」

み「ごめんなさい…」

俺「とにかくここは危ねえから戻るぞ」

俯いたままのみぃこを引っ張って、砂浜まで戻った。