半径1メートルの悲劇




なんだかんだで終わった入学式。
まあ、普通だった。
光樹がいることが不満だが・・・


「啓介!帰ろうぜ!」

「そうだな。帰るか。」


教室をでたのは、俺たちが最後だよな。
鍵は開けといてもいいらしいから、そのまま帰るか。










「あっ・・・」

「ん?どうした?」

「携帯忘れた。
光樹、先に下駄箱行っといてくれ。
とってくる。」

「いってらっしゃーい!
迷子になるなよー。」

「お前じゃないから、ならねーよ!」


まあ、教室は開いてるはずだしゆっくり行くか・・・。