「・・・ハァハァ。」


さすがに疲れたのか、息が荒くなっていく高岡。
4人目を倒したとき、高岡の後ろから3人の男たちが襲いかかってきた。



俺は思わず走った・・・


「てめぇら、何してんだよ?
女を苛めて・・・楽しいか?」


実際は、男が苛められてるんだが・・・


―バシッ!


俺は、男たちを殴った。
高岡はその場にしゃがんで息を整えている。











全員が倒れたとき、高岡が言った。


「なんで助けたの?」


なんでって・・・
俺もわからねー


「なんとなくだよ。」







しばらく、沈黙。
気まずい・・・
気まずすぎる・・・