恋する星曜日~Pure Love Story~

あたしは、口から出したソレの中央をつまんでみた。

ビロ~ンと伸びる。

風船……にしては、口が広すぎるし。

ヌメっとした手触り。



よく見もせずに、いきなりかじってしまったけれど。

よく見れば、明らかに食べ物ではなかったソレを前に、あたしは首をひねった。



「何だろう、コレ?」