おどけて自分を指差す広瀬さんに、あたしは笑って首を振った。
「寂しくて切ないですけど、それは、カレのことが好きだからこそ、寂しくて切ないわけで。
ぬくもりは欲しいけど、欲しいのは他の誰でもない、カレのぬくもりだけだから。
あたしに必要なのは、近くの広瀬さんより、遠くのカレなんです」
「ちぇっ、ハッキリ言うなぁ」
そうボヤいた広瀬さんは
「少しくらい、揺れてくれてもいいだろうに」
そんな風に苦笑して。
それから、あたしの腕の中の花束に目を向けた。
「ところでそのバラ、なんていう名前か知ってる?」
「え?」
「寂しくて切ないですけど、それは、カレのことが好きだからこそ、寂しくて切ないわけで。
ぬくもりは欲しいけど、欲しいのは他の誰でもない、カレのぬくもりだけだから。
あたしに必要なのは、近くの広瀬さんより、遠くのカレなんです」
「ちぇっ、ハッキリ言うなぁ」
そうボヤいた広瀬さんは
「少しくらい、揺れてくれてもいいだろうに」
そんな風に苦笑して。
それから、あたしの腕の中の花束に目を向けた。
「ところでそのバラ、なんていう名前か知ってる?」
「え?」


