恋する星曜日~Pure Love Story~

「そうだ、ちょっとコンビニに寄っていい?」



電池を切らしちゃって、と、先輩はコンビニの駐車場に車を止めると、車内にあたしを置いて店に入っていった。


あたしは助手席のリクライニングを下ろし、背もたれをバタンと下げて寝転ぶ。

なんだか色々なことを考えすぎて、最近疲れ気味だ。


ふと顔を横に向けると、後部座席の足元に置いてある先輩のかばんが目に入った。

いつもの見慣れたカバンなのに……

何故だか急に、猛烈に嫌な予感に襲われた。


どうしてそう感じたのかは分からない。

虫の知らせ、というものなのかもしれない。



あたしは先輩のかばんにそっと手を伸ばし……

次の瞬間、「いや、ダメだ」と引っ込めた。

人のかばんの中を探るなんて、最低だ。

それは、人と人との信頼関係を揺るがすくらいの行為。

絶対にしてはいけないことだ。


でも――