恋する星曜日~Pure Love Story~

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それからカヨは、その人から、タップリ叱られたという。


「だいたい、あんな風に本屋で接触してきて、毎回プレゼントを買ってくれるオヤジに下心がないわけないだろ。

あんなヤツのことを、頼まれるままに『お父さん』と呼ぶなんてどういうつもりなのか。

夜会おうと言われて、ホイホイついて行くところも、警戒心がなさすぎる。

自分の身は自分で守れ」



無表情で冷静に。

淡々とお説教。



「全部、おっしゃるとおりです」



反省しつつ、カヨの頭に疑問がわいた。



「あの、でもちょっと待ってください。どうして知ってるんですか?あたしと今のオジサンとの事情……」



その人は振り向いて、さっきカヨ達が出てきた書店を指差した。



「俺、春休み中、あそこの本屋でバイトしてるから」