恋する星曜日~Pure Love Story~

それからオジサンは、唐突にこんなことを尋ねてきたそうだ。



「おこずかいは毎月いくら貰ってる?」



「えっ、どうしてですか?」



「欲しいもの沢山ある年頃だもんな。おこずかいはいくらあっても足りないんじゃない?」



そう言うとオジサンはカヨの手を離し、財布から一万円札を2枚取り出したかと思うと、それを折りたたんでカヨのポケットにスッと入れた。



「困ります!お金なんて、いただけません!」



驚いて取り出そうとしたカヨの手をつかんで、オジサンはニヤリと笑う。



「いいから。 お父さんからのおこづかいだから」


顔面蒼白になり焦るカヨに、オジサンはついに衝撃の一言を口にした。



「カヨちゃん……お父さんがカヨちゃんの初めての人になってもいい?」