恋する星曜日~Pure Love Story~

カヨの言葉に、あたしが反論する。



「それはダメ! だって、カヨの家は反対方向じゃない」



「そうだけど。セーラがいつも話してたカフェ、素敵なところだっていうから、行ってみたいんだもん」



「……」



なぜだか分からないけど。

カイト先輩との時間を過ごしてきたあのカフェに、カヨを連れて行きたくなかった。

なんでだろう。

あたしって、こんな意地悪な子だったっけ。



「いいよ、帰りも俺が車で送ってあげれば、別に問題ないし。

あのカフェに行こうか。

あの店はね、コーヒー好きのオーナーが開いた店で……」



歩きながら、カイト先輩がカヨに説明を始めた。

その説明は、あたしにしてくれたものと同じだったけど。

なんだか面白くなかった。

言葉にはできないけど。


心の中でむくれる。