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「ねぇ、どうだった?」
翌朝、あたしが教室に入るなり、カヨが駆け寄ってきた。
「なにが?」
カヨが、カイト先輩のカノジョの有無を聞いているのだということは分かっているのに、わざと分からないふりをしてしまう。
そんなことをしても、何の意味もないのに。
「だから、カイト先輩にカノジョがいるかどうか!」
「あぁ……カノジョ、いるって」
あたしの口から、思わず嘘が出た。
「えっ、マジ!?」
驚いた顔のカヨに、
「愛犬のことをカノジョだって言っただけだけど」
嘘をつききれず、本当のことを話してしまったけど。
「なにそれ」
「柴犬を飼ってて、溺愛してるらしいよ」
「ふーん。それはともかく、じゃあフリーなの?」
「……うん」
「ねぇ、どうだった?」
翌朝、あたしが教室に入るなり、カヨが駆け寄ってきた。
「なにが?」
カヨが、カイト先輩のカノジョの有無を聞いているのだということは分かっているのに、わざと分からないふりをしてしまう。
そんなことをしても、何の意味もないのに。
「だから、カイト先輩にカノジョがいるかどうか!」
「あぁ……カノジョ、いるって」
あたしの口から、思わず嘘が出た。
「えっ、マジ!?」
驚いた顔のカヨに、
「愛犬のことをカノジョだって言っただけだけど」
嘘をつききれず、本当のことを話してしまったけど。
「なにそれ」
「柴犬を飼ってて、溺愛してるらしいよ」
「ふーん。それはともかく、じゃあフリーなの?」
「……うん」


