待ち合わせの公園ー

「あ、莉那。遅いッ」

「ごめんごめん! で、話したいことって?」

「実はね、 私と雄太クン付き合うことになったの。」

「よかったじゃん! 好きな人と付き合えて!」

「えへへ♪ ありがとッ」


この時は、このあとにあんな不幸が

私たち2人に襲いかかろうとしていることに

………まったく気付かなかった………。

…いや気付くわけがなかったのかもしれない。