質問が尽きて飽きてきたころに実桜先生がじいやさんとともに帰ってきた。 その顔はどこか泣いた後のようにも見えた。 「ごめんなさいね、二人とも。 楽しく過ごせていたかしら??」 「うん!! さくまサンとねたつやまサンの事をねいっぱい聞いたんだよ!!」 「そう。 それは面白そうね。 いろいろわかった??」 「うん。たくさん分かったよ!」 「よかったわね! それではそろそろ閉室時間だし二人の今日から過ごすおうちに案内するわね。」